3月最初の週末、東京と共に拠点のひとつである信州・蓼科入りしていました。
(滞在時間24時間もない、とんぼ返りでしたが・・・。)
茅野駅を降りると、約1か月後に迫った、7年に一度の奇祭「御柱祭」一色。
今年は、視野が狭くなる難病の母にとって、「目」で楽しむことのできる御柱祭が
最後になってしまうかもしれないので、母のサポートを兼ねて御柱祭を満喫予定です♪
さてさて、そんな3月上旬の信州。
まだ雪が降ることもあり、畑は閑散としていますが、ちらほら春の便りも。
母が、冬の寒さで枯れても囲いをして大切にとっておいた「のらぼう菜」から、とうだち菜がにょきにょき。
手でポキポキ折れる部分を摘んでいただくと、これが止まらない美味しさ。
寒さに耐えた、古くて新しい青菜の甘さとみずみずしさが力強く溢れだします。
野菜の生命力に感動しながら、さっと湯通しして何もつけずにいただきました。
そしてザ・春の使者ふきのとう。
これは下の家との境に自生していたもの。
こちらは定番ふき味噌に。
大きめに刻んで、味噌と砂糖、みりん少々をからめるだけ。
とれたてなので全くえぐみなく、ほろ苦い薫りと甘辛味噌が本当に合う。
この食べ方を最初に始めた方、すごいっ!(笑)
春を待つ寒冷地だからこそ心にしみるごちそうでした。