「竹だらけの島で育まれた、奇跡のタケノコがある。」
そう聞いて、徹底した現場主義の私が「どうしても現地で食べてみたい」
と思っていたのが鹿児島県三島村竹島の「大名筍」でした。
でも、旬は短く、鹿児島からの船のスケジュールが1ヶ月前にならないとわからない、
ということで今シーズンは、スケジュールが合わず今年は断念。
(写真をクリックすると、大名筍HPにジャンプできます。)
そんな私のもとに、
NPO法人みしまですよの代表理事・山崎さんが送ってくださいました。
箱を開けてみて、触れてみて、食べてみて、とたたみかけるようなビックリの連続でした。
①想像以上に大きい!
アクがないタケノコ、と聞いて、姫竹のような繊細さを想像していたので、
意外にどっしり重量感もあって、食べ応えありそう!というのが第一印象。
平均的なもので、約40cm丈、直径5cmくらいありました。
②とりわけ根元に近い部分の甘さがトウモロコシのよう
まずは皮をむいただけの生で味見をしてみました。
特筆すべきは、根元の部分の甘さとシャキシャキ食感!(ゴリゴリするような硬さは全くない。)
タケノコというより、トウモロコシのよう!!!
あっ、そうか、同じイネ科なのでした!タケノコとトウモロコシは!
味わいの構成要素が似ているのに、ひとり納得してしまいました。
竹島の大名筍、価値は根元にアリ!です。
③アク抜きいらず。手間がかからない。エコなタケノコ。
収穫してすぐ送ってくださったとは言え、
島から運ばれてくる間に2日くらいはたっているわけで、それでもアクやエグミがほとんどない。
つまりは、孟宗竹のように下茹で(アク抜き)する必要がないんです。
アク抜きは、ご家庭はもちろん飲食店さんにとっても結構手間のかかること。
その点、剥くだけ、さっとしゃぶしゃぶ感覚で茹でるだけでいいので、本当に楽。
食べやすさも食材ヒットのカギなので、大切なポイントですね。
新鮮なタケノコこそ、私はシンプルに味を閉じ込めていただく焼きタケノコが好き。
ということで、まずはホイルでくるんで丸ごと蒸し焼き。
ホイルを開けた瞬間、甘ーい薫りがふわっ。
美味しいお塩をちょっとパラパラするだけで他に何もいらない~。
輪切りにして、フライパンで、
しょうゆ&みりん&かつおだしの調味液を含ませるように炒めるのもいいんです!
一味をぱらりとかけて、お酒のアテにしてもいいし、
同じイネ科のお米ちゃんの上に乗せて、たけのこ丼ぶりにしたら最高!
そうそう、イネ科と言えば、
見た目も穂先はトウモロコシのヤングコーンに見えて、かわいくて仕方ない!
竹島で竹島の方々と竹島の空気を感じて食べてみたい。
やっぱりストーリーも一緒に食べてみたい。
島に引き寄せるパワーを感じるタケノコでした。
食べてみたい方に朗報です!
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食事付き:離島ブランディング会議:ゲスト「学ぶ x 食べる x 交流する」
5月24日20時~