2016/ 6/27(月)

野菜果物が喜ぶ地産創作和菓子店「彩乃菓」

実は、私が長年にわたり応援している大変個性的なミニトマト品種があります。

(私のトマトにまつわる講座やイベントにお越しいただいた方ならピンとくるかも?!)

その愛するミニトマトのいい特徴を見事に生かし、デメリットを優しく包み込んだ

名アイデアの和菓子が誕生したと知り、心躍らせながら小江戸川越へ行って参りました。

 

和菓子を通して、川越、埼玉、日本を知る

そのお菓子に逢えるお店は「彩乃菓」。(←クリックするとお店のHPにジャンプできます。)

本川越駅から徒歩10分ほどのところに、今年オープンしたばかりのニュースポットです。

本川越駅から、蔵の街方面行きのバスに乗り、蓮馨寺バス停下車すぐ。

蓮馨寺(れんけいじ)の目の前の小路入口にあるレンガ風の建物の1階、

黒いゲートに、洗練された真っ白な店内が印象的な店構えです。

「江戸黒」と言う、黒い漆喰の壁で店の外を塗り、お客様を迎えるのが蔵の街の粋なのだそう。)

店構え

店名には、このお店の願いが込められています。

「彩の国」とも呼ばれる埼玉県に根ざし、

川越を中心とした埼玉県の食材を生かした彩り豊かな和菓子を通して

子供たちに「和菓子ってキレイだなぁ」と五感で感じてほしい。

そんな願いを込めて「彩乃菓」と名付けたのだそう。

和菓子好きの愛娘「彩乃」ちゃんのために、という想いも背景にあるのだとか。)

 

「季節ごとに移ろふ川越の魅力を、

しいては埼玉、日本の魅力を味わえる創作和菓子店」

そう私は感じました。

店内

店内は、御片づけが上手な方の家みたい、といいますか(笑)お店なのに、ものが少ない!

真っ白なカウンター上に、まるで美術品のように、和菓子がディスプレイされています。

カウンター

それぞれのお皿は、和菓子が最も美しく見えるようにと、地元陶芸家の方に特注したもの。

和菓子の彩りとのバランスはもちろん、

なるべくフラットに仕上げてもらうことで和菓子に影が出ないようにしているのだとか。

 

スイーツを知り尽くした店主がプロデュース

この和菓子屋さんのイメージを覆す空間をプロデュースしているのは

運営会社の社長で、生粋の甘味好き、小島淳一さん。

彩乃菓

川越の米問屋に生まれ、甘いもの好きの両親のもと、物心ついた時から毎晩、

食事のシメには必ず老舗の和菓子や洋菓子を楽しむ、という環境で育ったのだそう。

まさにスイーツの英才教育を受けて育ったサラブレッド!

 

地元の和菓子職人・川上さんと20年来の親交があったこともあり、

二人三脚で、形にしたのが「彩乃菓」なのです。

 

2階はカフェスペースで、一階で購入したものをゆっくり涼みながらいただくことができます。

 

さて、次の記事でいよいよ、私のお目当て、

とあるミニトマトを使った和菓子をご紹介しますよ!!!

 

★彩乃菓 AYANOKA★

 〒350-0066 埼玉県川越市連雀町10-1 電話 049-298-4430 
営業時間 10:00-17:30 (水曜定休)