2016/ 7/19(火)

【講演】「魅せる農業に活きる!『伝わる言葉』の磨き方」女性農業次世代リーダー育成塾

女性農業次世代リーダー育成塾(農林水産省補助事業)2期修了生の皆さま向けの

フォローアップ研修で講演いたしました。

育成塾フォローアップ研修 集合写真クレジット

北海道から鹿児島まで本当に全国各地の女性農業リーダーのみなさんが東京に結集!!!

1年間、毎月東京まで通い、学びと実践を重ねていらした方々への

さらなるステップアップのための時間ということで、大変責任重大です。

 

事前にいただいていた学びたい事柄のリクエストにお応えすべく

野菜ジャーナリストとして情報発信する上で、私自身が日々心掛けていること、

食のトレンド、全国各地を取材している中で、興味深いと感じた取り組みの紹介など

「魅せる農業に活きる!『伝わる言葉』の磨き方」

と題して1時間半お話させていただきました。

講演中

例えば、

●「伝える」と「伝わる」の違いについて

●マスメディアに響く情報発信のコツ

●「伝わる言葉」を磨く3つのトレーニング

●伝わる「こと」づくりのヒント(トレンドや事例から) などなど・・・

 

とにかく皆さんの吸収しよう、学ぼうとするエネルギーが溢れていて、こちらも楽しませていただきました。

楽しそう!

私が一方的に話しているようで、そうじゃないんです!

話す側と聴く側がいる以上、講演もコミュニケーションの場。

一緒に作り上げていくものだな、と改めて感じる時間でした。

 

参加された皆さまからも たくさん嬉しい言葉をいただきました。

一部、ご紹介させていただきます。

うちやま農園(北海道・アスパラ専業農家)内山佳奈さん

日ごろ何気なく使っている言葉を意識して選択することで、様々な効果を得られることや
近ごろのトレンドなどを、沢山の事例や篠原さんの経験から、丁寧にたっぷり教えていただきました。

こういった切り口から農業を考える機会はあまりなかったので、メンバーにとっても新鮮でした。
目からウロコな話ばかりで、頭の中の新陳代謝も活発になった気が!

 

濱田ファーム(黒部の米専業農家)濱田律子さん

意識しないで情報発信しないと単なる日記になるとか、伝えると伝わるは違うなど、情報発信、

例えば我が家のfacebookページ黒部の専業米農家・濱田ファーム(タンボマスターへの横道)など、を

主な仕事にしている私には、とても為になるお話をばかりでした。

すぐに実践できそう!と早速取り組んでいます。

 

善光寺平 宮沢農園(野菜苗、花苗、シクラメンの生産直売)宮沢みえさん

農家はただ「いい農産物をつくる」ということが仕事ではない!と再認識。

どんなことを、誰に伝えたいのか・・・そして提案できるか・・・
自己満足なアピールではなく、伝える相手のことを考えて情報を発信していくこと。
しっかり伝わらなければ「いい農産物」も活きてこない!

もっと伝えることを意識して発信していきたいな♪

 

私が「伝える」だけでなく

「伝え方」を伝えることで出来る応援もあるるのかもしれない!

こちらもまたひとつ学ばせていただきました。

 

今回は様々な農業スタイルのみなさま向け、そして時間が限られていましたので

総論的な内容にいたしましたが、目的にあわせて内容をもっと絞ったワークショップ形式の講座も可能です。

ご希望の方は「お問い合わせ欄」よりお気軽にご相談ください☆

 

この度、お声かけくださった女性農業次世代リーダー第2期修了生のみなさま、

すばらしい場を、本当にありがとうございました!