7月末、香川県・大西農園から
ぎっしり果肉の詰まった「クニコのパッションフルーツ」が届きました!
なぜ「クニコの」なのかというと、誕生に係らせていただいた子たちだから。
4月25日、大好きな野菜仲間たちと大西農園へ伺い、
栽培のお手伝いをさせていただいたパッションフルーツたちなのです。
大西さんは、自分が美味しいと思うもの、興味があるものは栽培してみる、
自分の農場で最大限に人生を愉しむ、というスタンスが本当にステキな生産者さん。
農園にはドラゴンフルーツや、主にジャムなどにされる小さな小さな薫り高い苺「フレーズデボア」、
カール・ドゥ・バフ(フランス語で「雄牛の心臓」の意だそう。)というトマトや、
コーンフラワーにする「ポピブルー」というトウモロコシなど珍しい野菜や果物たちだらけでした。
とりわけ大西さんのパッションフルーツ栽培歴は長く、2004年から。
沖縄でダイビングのインストラクターをしていた時に出逢い、
美味しさをたくさんの人に知ってほしいと栽培を始めたのだそう。
まだ今ほどパッションフルーツが産地で導入されたりしていない時代です!
普通は、屏風仕立てで育てるところ、
棚の強度と日当たり、受粉のしやすさ、収穫のしやすさを考えて
たどり着いたのが、今の大西流棚仕立て!
私も知りませんでしたが、パッションフルーツにも品種が色々あるそうで、
大西さんは10品種以上試して、現在は3種に絞ったのだそうです。
近年、ゴーヤと同じようにグリーンカーテンとして育てる人もいるほど
お馴染みになってきたパッションフルーツ。
ぎっしり詰まった実をならせるためには、近道はなく、
やはり、あの作業を丁寧にしてあげること!
ということで、その貴重な手作業をお手伝いさせていただきました。
後編につづく。