2017/ 1/13(金)

【新連載】「『野菜ジャーナリスト』篠原久仁子が行く!にっぽん豆紀行 」

なんとも直球な、ありがたいタイトルの新連載がスタートしました!

mamerui

「豆類時報」という、豆に関する各種情報を発信する専門誌にて

(年4回刊行、公益財団法人 日本豆類協会 発行、公益財団法人 日本特産農産物協会 編集)

「『野菜ジャーナリスト』篠原久仁子が行く!

にっぽん豆紀行 」です!

これまでの全号、全文がHPで読めます。(関係各所には年末に冊子が配布済み)

なんとも太っ腹なサイトで、豆好きにはたまりません!!!

HP

「誰と仕事したいか」

この連載のお話をいただいた時の感動と感謝は、一生忘れません。

 

「江戸東京野菜」の取材をする中で、2016年、

満を持したタイミングで出逢えた農文協プロダクションの阿久津さん。

(共通の知人を通してお名前は存じ上げていましたが、なかなかお目にかかれる機会がなかったのです。)

 

お会いしてすぐ意気投合。

お食事をご一緒させていただきながら「一緒に仕事できたらいいね」なんて

話した日からほどなく、ご連絡をいただいたのでした。

 

「お仕事、ご一緒できないでしょうか? という打診です。(企画書とともに)

篠原さんが全国で取材される中で、これは!とおもった豆の生産者さんをご紹介頂く連載。

産地の育て方、食べ方、文化的な背景など、「篠原さんの視点で」というところがポイントです」

 

なんと。。。(号泣)

阿久津さんが強調されたのは「野菜ジャーナリスト篠原久仁子の目線で」という点でした。

なんとありがたい。伝え手冥利に尽きます。

 

正直、スケジュール的には厳しくて、一瞬迷ったのですが、

どうしても阿久津さんとお仕事したい、新たな挑戦をしたい、という想いが勝り、お受けしてしまいました。

というのも、それからが葛藤と苦悩の連続でした。。。

 

初回は 野菜ジャーナリスト発祥の地「信州・諏訪地方」

記念すべき一本目は、担当編集者の吉田さん、阿久津さんとの打ち合わせの中で、

「野菜ジャーナリスト発祥の地」である「信州・諏訪地方」の豆な方々

描かせていただきました。

冒頭では、私の原点である祖母の豆仕事についても触れています。

Exif_JPEG_PICTURE

2008年93歳当時、開脚して大豆の選別をする祖母

本当にありがたくも、自分に係ることを綴り、自分の目線で、というのは

自分自身と向き合う作業であり、生みの苦しみの極みを味わいました。

でも、それだけにとても思い入れのある、今の私の分身のような大切な一本になりました。

びっくりするくらいゆるーくのんびりした文章ですが、これが私の素のスタイルです。

ひとりでも多くの方に読んでいただけたら幸いです。

 

取材にご協力いただきました、島立さんご家族、ご縁をつないでくださった中村恭子さん

「豆っ娘」こと皆川枝美さんご家族、

そのまんまがいい、と言ってくださった関係者の皆さまに改めまして心より感謝いたします。

 

現在、次号の取材中です。

1年間、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。