2017/ 5/23(火)

春アスパラ最盛期の「うちやま農園」再訪したワケ【「朝採りアスパラ&サマートリュフ」への道②】

「『朝採りアスパラ&サマートリュフ』への道」シリーズ

① 北海道美唄「うちやま農園」の太さ別アスパラ調理ワザ

③ アスパラ尽くしのフルコース 前編

④ アスパラ尽くしのフルコース 完結編

 

5月19日、朝3時半起床。もう陽が昇ろうとしていました。

夜明け前

昨年は出遅れたので、今年は気合で、内山さんより早起き!(2時間仮眠できました)

朝陽

早朝のアスパラ畑ならではの景色

今回、早起きした何よりのご褒美は この景色でした。

朝の絶景よこ

アスパラと朝焼けの空と月と。

宇宙

プレ朝食

感動にひたりながら 朝の美味しい水分補給。

絶景に身を置いて採れたてのアスパラガスをいただく、これ以上の贅沢はありません。

 

春アスパラ最盛期の「うちやま農園」再訪したワケ

そうそう、今回のミッション!それは、「朝採り日本最速篠原宅急便」

昨年、松濤の大好きなイタリアン「オステリアアルコに内山さんをご案内した時のことでした。

奇しくも同い年だった岡田シェフと内山さんは意気投合。

内山さんのアスパラ尽くしのディナーイベント企画が持ち上がりました。

アルコ

2016年12月 オステリアアルコにて(左から内山さん 岡田シェフ)

「そうだ、篠原さんが最盛期にまた家に来て、採れたてをかついで東京に運べば!?

そうすれば鮮度の良さを味わってもらえるよね」

「たしかに~!」(笑)

 

冗談めいた会話を実行するために再びやってきたわけです。

そう、私のミッションは、朝一で収穫したてのアスパラガスを東京に運び、

その日の夜にアスパラ尽くしのディナーイベントで幸せをおすそわけすること!

 

私が自ら収穫することも考えたのですが、大切なアスパラに傷をつけたりしてはいけないので、

内山さんにとっておきのもの選び抜いていただきました。

早朝の収穫

シェフたちが欲しがる3Lサイズの極太アスパラは実はとっても希少なもの。

本当に太いものは冬の間にエネルギーを蓄えたアスパラが芽吹いた最初にしか採れないんです。

市場などにいつもあるように感じるのは、様々な産地の最初がリレーしているから。

だから、私が伺った時も「3Lサイズがどれだけ出せるかわからない」と言われていたんです。

 

が、願いは届きました!!!

私の到着と共に一気に温かくなっアスパラが目覚め、3Lサイズ以外を探すのが難しいくらい!

いわば、「アスパラのファーストフラッシュ」がいただけるタイミングとなりました。

収穫より

朝採れアスパラが奏でる音

気温が上がる前の早朝に収穫したアスパラは、天然の冷蔵庫で冷やされた状態なので、

そのまま予冷(温度を保って)運べば、鮮度を維持しやすくなります。

だから、とっておき中のとっておきを届けたくて、早起きしたわけです。

 

そして、今回は、早朝の採れたてアスパラが奏でる音を知り、感動。

動画でご覧ください。

本当に「キュッキュッ」と鳴いているようですよね~♡(映像を縦にする方法がわかりません。。。)

 

収穫しながら、ディナーイベントでの食べ比べプランもマニアックバージョンに変更♪

これは現場に来なかったら思いつかなかった発想です。

みなさん喜んでくださるかな~と心躍らせながらアスパラかついで東京に戻りまーす!

篠原便