2016/ 2/01(月)

深谷ねぎまつり2016レポート①

1月31日、雪の予報もあった中、見事な冬晴れとなった深谷ねぎまつりに行ってきました。

深谷ねぎまつり

スタート前に到着したのに、この人出でした!

 

ご縁あって2013年の初回にお招きいただいていた私、

4年目を迎え、長ネギの楽しみ方を発信する大人気イベントに成長した姿に、ただただ感動でした。

 

というのも数年前、ねぎの旬に取材で深谷を訪れた時に残念だったのは、

街の佇まいから、ねぎの大産地である雰囲気が感じられなかったこと。

具体的に言うと、「やっぱりネギ産地はネギ愛が違うよね」と思わせてくれるような、

ネギ料理メニューが地元飲食店になかったのです。

 

よそ者の勝手な願いなのですが、やはり産地に行ったら、

その食材を生かしたメニューが食べたいし、店にひとつくらいはあってほしい。

当たり前の食材だから、わざわざ飲食店におく必要がない、というのが地元の言い分かもしれません。

でも、いやだからこそ、

飲食店にいってわざわざ食べるようなメニューがあってほしいと願わずにはいられないのです。

 

さて本題に戻り、「深谷ねぎまつり2016」では

約40店が、自慢の長ネギ料理をひっさげて出店し、「深谷ねぎ料理選手権」も開催。

そして、話題の「深谷カルソッツ」(泥ねぎの炭火焼き)、泥ねぎのつかみどりなど

長ネギの「美味しい」「楽しい」が溢れ、すっかり「長ネギ文化発信基地」となっていました。

 

昨年は1万人以上が訪れたそうで、小さな境内そんなに大勢入れるのだろうか?と

不安に思っていましたが導線などオペレーションも進化。

 

まず「深谷カルソッツ」、「ねぎのつかみ取り」を体験したい人は、

鳥居をくぐってすぐの受け付けでお支払いします。

ぞこで早速、先日のNHK「うまいッ!」VTR内に登場されていた生産者の高橋さんとばったり!「うまいッ!」共演者と逢えました!

番組内では共演していましたが初めてお目にかかれました。

 

ほどなく不思議な言葉が耳に飛び込んできて、大笑い。

手の甲を上にしてくださーい!!!!!」

絶叫にも近いスタッフの声が響きわたっていました。それは「ねぎのつかみ取り」コーナーからでした。

ねぎのつかみどり

なんとベテランお母さまが主婦の知恵で、

手の甲を下」にして、つかむというより、ねぎをすくい取っていたのです(笑)

ただでさえお祭り企画の大盤振る舞いなのに、これではスタッフの皆さんもお手上げ。

なんとも微笑ましい光景でした。

 

最初から長くなってしまったので次回「話題の『深谷カルソッツ』」につづく。