2016/ 2/05(金)

深谷ねぎまつりの何がすごいのか?!【深谷ねぎまつり2016レポート③】

前編はこちら→ 深谷ねぎまつりレポート2016① 

     → 話題の「深谷カルソッツ」体験【深谷ねぎまつりレポート②】 

 

4回目となった今年の「深谷ねぎまつり」では、なんと

メイン会場の瀧宮神社境内だけで約5トンのネギが消費されたのだそうです!

(出荷用箱に換算すると約1000ケース分!)

さらに驚きだったのは、それだけの量の深谷ねぎが売れるスピード。

とりわけ目玉の「深谷カルソッツ」用の泥ネギと、泥ネギのつかみ取りは大人気で

昼すぎには完売していました。

 

そこまで人気が定着した「深谷ねぎまつり」の何がすごいか、感じた点をいくつか。

 

実行委員長の栗原さんと♪

実行委員長の栗原さんと♪ イタリアンパンチャピエーナのオーナーシェフでいらっしゃいます

●有志の実行委員体制で運営されている

地元の宝「深谷ねぎ」を通して深谷を盛り上げたい!という想いを持った熱いメンバーが

有志で行っているもので、補助金や助成金などを受けず、出店料とグッズの売り上げのみで運営。

金の切れ目がなんとやら、になってしまう取り組みが多々ありますが、

「深谷ねぎまつり」は実行委員の熱量がある限り続く取り組みになっています。

 

●ネギの美味しさ、楽しさが存分に伝わってくる

ネギ産地では昔、農家さんが、おやつ時間の暖を取るためにやっていたとされる「泥ねぎ焼き」を、

スペインの「カルソッツ」にかけ、「深谷カルソッツ」の名でイベントの目玉にしたこと。

(深谷ねぎを泥つきのまま直火で焼いて、

黒く焦げた部分を剥いていろいろなソースで食べる深谷ねぎの一番贅沢でおいしい食べ方)

みんな、楽しそうな写真をSNSで拡散するので、見た人は思わずやってみたくなっちゃうわけです。

 

●やりだしっぺである

なんでも「初」というのは、人々の記憶に刻まれるもの。

毎年、全国のねぎ産地で開催されている「全国ねぎサミット」の初回、2回目の開催地ですし、

泥ねぎ焼きをアレンジして楽しむ「深谷「深谷ねぎまつり」も立ち上げました。

その分、立ち上げの労力は相当なものだと思うのですが、それだけのメリットもあるわけです。

 

さて、レポートも間もなく完結。次回は「深谷ねぎスイーツ化なるか?!」をお届けします。