2016/ 5/17(火)

竹だらけの島・三島村竹島のタケノコ「大名筍」

「竹だらけの島で育まれた、奇跡のタケノコがある。」

 

そう聞いて、徹底した現場主義の私が「どうしても現地で食べてみたい」

と思っていたのが鹿児島県三島村竹島の「大名筍でした。

でも、旬は短く、鹿児島からの船のスケジュールが1ヶ月前にならないとわからない、

ということで今シーズンは、スケジュールが合わず今年は断念。

(写真をクリックすると、大名筍HPにジャンプできます。)

HP

そんな私のもとに、

NPO法人みしまですよの代表理事・山崎さんが送ってくださいました。

箱を開けてみて、触れてみて、食べてみて、とたたみかけるようなビックリの連続でした。

 

①想像以上に大きい!

大名筍(竹島)

アクがないタケノコ、と聞いて、姫竹のような繊細さを想像していたので、

意外にどっしり重量感もあって、食べ応えありそう!というのが第一印象。

平均的なもので、約40cm丈、直径5cmくらいありました。

 

②とりわけ根元に近い部分の甘さがトウモロコシのよう

まずは皮をむいただけの生で味見をしてみました。

特筆すべきは、根元の部分の甘さとシャキシャキ食感!(ゴリゴリするような硬さは全くない。)

タケノコというより、トウモロコシのよう!!!

あっ、そうか、同じイネ科なのでした!タケノコとトウモロコシは!

味わいの構成要素が似ているのに、ひとり納得してしまいました。

竹島の大名筍、価値は根元にアリ!です。

③アク抜きいらず。手間がかからない。エコなタケノコ。

収穫してすぐ送ってくださったとは言え、

島から運ばれてくる間に2日くらいはたっているわけで、それでもアクやエグミがほとんどない。

つまりは、孟宗竹のように下茹で(アク抜き)する必要がないんです。

アク抜きは、ご家庭はもちろん飲食店さんにとっても結構手間のかかること。

その点、剥くだけ、さっとしゃぶしゃぶ感覚で茹でるだけでいいので、本当に楽。

食べやすさも食材ヒットのカギなので、大切なポイントですね。

 

新鮮なタケノコこそ、私はシンプルに味を閉じ込めていただく焼きタケノコが好き。

丸焼きタケノコ

ということで、まずはホイルでくるんで丸ごと蒸し焼き。

ホイルを開けた瞬間、甘ーい薫りがふわっ。

美味しいお塩をちょっとパラパラするだけで他に何もいらない~。

 

輪切りにして、フライパンで、

しょうゆ&みりん&かつおだしの調味液を含ませるように炒めるのもいいんです!ステーキ

一味をぱらりとかけて、お酒のアテにしてもいいし、

同じイネ科のお米ちゃんの上に乗せて、たけのこ丼ぶりにしたら最高!

そうそう、イネ科と言えば、

見た目も穂先はトウモロコシのヤングコーンに見えて、かわいくて仕方ない!

 

竹島で竹島の方々と竹島の空気を感じて食べてみたい。

やっぱりストーリーも一緒に食べてみたい。

島に引き寄せるパワーを感じるタケノコでした。

 

食べてみたい方に朗報です!

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食事付き:離島ブランディング会議:ゲスト「学ぶ x 食べる x 交流する」

5月24日20時~