2016/ 8/02(火)

ぎっしり詰まったパッションフルーツの育み方 前編【香川県・大西農園】

7月末、香川県・大西農園から

ぎっしり果肉の詰まった「クニコのパッションフルーツ」が届きました!

クニコのパッションフルーツ

なぜ「クニコの」なのかというと、誕生に係らせていただいた子たちだから。

4月25日大好きな野菜仲間たちと大西農園へ伺い、

栽培のお手伝いをさせていただいたパッションフルーツたちなのです。

大西農園へ

(左から、ドリー、大西さん、パティシエの香織ちゃん、私、管理栄養士の絵里佳さん)

大西さんは、自分が美味しいと思うもの、興味があるものは栽培してみる、

自分の農場で最大限に人生を愉しむ、というスタンスが本当にステキな生産者さん。

 

農園にはドラゴンフルーツや、主にジャムなどにされる小さな小さな薫り高い苺「フレーズデボア」

フレーズデボア

カール・ドゥ・バフ(フランス語で「雄牛の心臓」の意だそう。)というトマトや、

コーンフラワーにする「ポピブルー」というトウモロコシなど珍しい野菜や果物たちだらけでした。

ポピブルー

とりわけ大西さんのパッションフルーツ栽培歴は長く、2004年から。

沖縄でダイビングのインストラクターをしていた時に出逢い、

美味しさをたくさんの人に知ってほしいと栽培を始めたのだそう。

まだ今ほどパッションフルーツが産地で導入されたりしていない時代です!

棚仕立て

普通は、屏風仕立てで育てるところ、

棚の強度と日当たり、受粉のしやすさ、収穫のしやすさを考えて

たどり着いたのが、今の大西流棚仕立て!

棚仕立て横

棚の下

(棚の下はこんな感じ。棚の下に垂れるように仕立てることで収穫しやすさUP!)

棚づくり前

私も知りませんでしたが、パッションフルーツにも品種が色々あるそうで、

大西さんは10品種以上試して、現在は3種に絞ったのだそうです。

 

近年、ゴーヤと同じようにグリーンカーテンとして育てる人もいるほど

お馴染みになってきたパッションフルーツ。

ぎっしり詰まった実をならせるためには、近道はなく、

やはり、あの作業を丁寧にしてあげること!

 

ということで、その貴重な手作業をお手伝いさせていただきました。

後編につづく。