前編はこちら→ ぎっしり詰まったパッションフルーツの育み方 前編
ぎっしり詰まったパッションフルーツを育むために近道はなし!
大切なのは丁寧に受粉させること。
これが、「トケイソウ」とも呼ばれるエキゾチックで美しい
パッションフルーツの花。
(受粉の仕方もいろいろあるようですが・・・)
5本のまだら模様の先についている雄しべ(花粉)をとり、3本の雌しべ(柱頭)につけて受粉させます。
パッションフルーツの中も雌しべの数に分かれていて、
ちゃんと3本に花粉がつかないと3つの部屋にぎっしり実が入らないのだそう。
この作業で、中身の充実度が決まる!責任重大です。
ちゃんと実が入りますように・・・と祈る気持ちでひとつひとつ丁寧に。
「おつかれさまでした」と
作業後に大西さんが作ってくれたパッションフルーツサワーの味も忘れられません。
お手製のパッションフルーツピュレに、できたての炭酸水をシュワシュワさせて。
その後の、大西さんの神対応にも感謝しきり!
私たちが受粉したパッションフルーツに名前札をつけて、生長過程を写メしてくださったのです!(涙)
4月27日、「クニコのパッションフルーツ」がもう膨らみ始めたとのお知らせ。
5月12日には、もうこんなに大きくなっていました。
日々、大西さんが大切に見守ってくださって、約2ヶ月後、
1日だけの育ての親である私の元に、ぎっしりパッションフルーツたちがやってきたわけです。
そりゃぁ、かわいくて、自分の名前つけちゃうわけですよ(笑)
育てながら、私たちにまで配慮してくださって、大西さんにとっては余計なお手間だったと思います。
でも、毎週のように全国の畑を巡る「畑活」をしている私にとっても、
一生記憶に残る想い出になりました。
畑にしかない価値、農業だからこそ生み出せる温度ある価値を改めて感じた時間でした。
ありがとうございました☆