2017/ 5/19(金)

北海道美唄「うちやま農園」の太さ別アスパラ調理ワザ【「朝採りアスパラ&サマートリュフ」への道①】

【「朝採りアスパラ&サマートリュフ」への道シリーズ】

春アスパラ最盛期の「うちやま農園」再訪したワケ

アスパラ尽くしのフルコース 前編

アスパラ尽くしのフルコース 完結編

 

アスパラ

昨年に続き、今年2017年も5月18日・19日に行ってきました、

春アスパラガスの最盛期を迎えた北海道美唄のアスパラ専業農家「うちやま農園」へ

 

収穫最盛期の1年でいちばん忙しいシーズンに泊まり込み取材企画も2年目です。

*昨年の様子はこちらからどうぞ。(人気記事ランキングにも入り続けています。)

 

農家の仕事は日の出前から始まるし、特に最盛期は生活との区切り目もない多忙さ。

なので数時間、滞在するだけでは見えない部分も多いのです。

それをただ、見つめることを許してくださったのが「うちやま農園」です。

 

鍋を沸かしてから収穫すべきな野菜TOP3を言うなら、

エダマメ、トウモロコシと並んでアスパラガスだと言えるほど、

鮮度が味にストレートに反映される野菜がアスパラガス。

昨年、採れたてを畑でいただいた時の感動が忘れられず、

独り占めしてはいけない!と思い、あるミッションを携えての再訪となりました。

 

晴れ女パワーで春アスパラ目覚める

強烈な晴れ女として知られる私ですが、伝説がまたひとつできました(笑)

私が北海道入りする前日まではストーブが必要なほどの寒さが続き、

アスパラが全然出ず、本当に最盛期が来るのか?という状況だったよう。

ですが、北海道入りした日から一気に晴天の夏日!

畑ロング

しかも急に沖縄と同じくらいの気温まで上がり半袖の人も見られるほど。

ゲリラ豪雨が降ったという東京より暖かったようです。

 

ということで、私が「うちやま農園」を訪れる前日から今年の最盛期スタート!

私が伺った日は、約6ha(野球グランド6個分)の畑でアスパラが一気に目覚めて、

収穫しても収穫しても追いつかないほどの勢いでした。(1日に約10cmも伸びるのだそう。)

 

「うちやま農園」が誇る職人パートさんとの再会!

農場についたのは、ちょうど15時の休憩時間のタイミング。

アスパラたちとの対面と同じくらい、いや、それ以上に感動したこと!

それは、昨年取材させていただいた職人パートさんたちが覚えていてくださって

温かく迎えてくださったことでした(涙)

おやつ3

なんと、多くの方が私の取材記事を読んでくださっていたのです。

うちやま農園を長年支えている職人パートさんに受け入れていただけて、

やっと、うちやま農園と本当の意味でお近づきになれた気がしました。

本当にありがとうございます。

 

アスパラ農家の女性陣イチオシ!SSサイズの細アスパラが旨すぎる!

夜は、佳奈さんが作ってくださったアスパラ尽くしのお夕飯。

かなさん

太さごとに、その魅力を最大限に引き出せる調理法で出してくださいました。

アスパラづくし!

★ベーシックなLMサイズは、王道中の王道ゆでアスパラで。

→子供たちは、この根元の部分を生ハムで巻いて食べるのが一番好きというグルメぶり(笑)

ホワイト

初物のホワイトアスパラガスは、ペーストかってくらい濃厚なポタージュで♪

焼きアスパラ

★市場でも最も人気がある3Lサイズは、

オリーブオイルでコーティングして魚焼き器でじっくりロースト。

穂先はしっかり蒸し焼きになっていて、ほっくほくの食感!

バターソテー

★まるでアスペルジュソバージュのような最も細いSSサイズはバターソテーで。

 

どの太さにも調理法にも良さがあるのです、私が一番好きだったのは、このSSサイズ!

味が濃厚で、アスパラ好きにはたまらないんです。

味もいいし、皮をむく必要もないし、すぐに火が通るし、といいこと尽くしなので、

選択肢があれば、お母さんも細いものを選んでいかれるのだそうです。

ただ、細いアスパラはより繊細で、流通の過程でふにゃっとなってしまいやすいので、

ほとんど出回ることがない、まさに「運べない味」

早くも来年のミッションが浮かんでしまいました♪ つづく。

 

【生産者さんデータ】

うちやま農園

内山裕史さん・佳奈さん夫妻

HP http://www.uchiyamanouen.com/

*春アスパラの個人予約は終了していますのでご了承ください。

 7月下旬以降に旬を迎える爽やかな夏アスパラは上記HPから予約できますよ。