2017/ 6/14(水)

野菜ジャーナリストが「”伝わる”言葉の磨き方」を伝える理由

JA神奈川県女性組織協議会さま、JA静岡県女性組織協議会さまより

講演のご依頼をいただき、湯河原(神奈川)と焼津(静岡)に行って参りました。

神奈川ロング

湯河原でのJA神奈川女性組織協議会「平成29年度いきいきレディース交流会」

 

共にテーマは、ここ数年で最もご依頼をいただいている「”伝わる”言葉の磨き方」

全国の産地を取材している中でグッときた現場の事例も盛り込みながら

より「伝わる」「売れる」ことの共通項、言葉の磨き方をお伝えしています。

静岡ロング

焼津でのJA静岡女性組織協議会「JA女性部リーダー・事務局合同研修会」

 

私は 伝えるプロであるアナウンサーでもなければ、

ヒットメディアのプロデューサーや編集長でもありません。

でも、なぜ生産者の方々に「”伝わる”言葉の磨き方」を伝えているのか。

 

約7年間、農業生産現場を取材してきた中で感じた問題意識があるからです。

なんでだろう、もったいないなぁと感じることが多々あり、

その気づきから、私が伝える上での流儀のようなものが形作られてきました。

また、1人ではできることに限りがあるからシェアしていこう、

正解なんてないけれども、現場を見続けてているからこそ

伝えられることがあると信じて、お受けさせていただいています。

 

食べ物を育ててくださる方々が大好きで役に立ちたい、という気持ち、

場の空気の演出力(楽しい雰囲気、円滑なコミュニケーションがとりやすい雰囲気づくり)

が数少ない私の取柄なので、本領が発揮できるのは、講演+グループワークのセット形式。

そう改めて感じました。

(ベストは 産地視察→講演→グループワークの3点セット形式)

神奈川

講演が好きなのは、どんどん目をキラキラさせてくださる方々の姿が嬉しいから

そして何より私が皆さまから学ばせていただくことが多くて楽しいから!

 

神奈川では懇親会まで参加させていただき、出し物のクオリティに驚き!

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今回、静岡講演でのグループワークでは「静岡力」がどんどん浮彫に!

静岡GW

静岡の大きさ、海も山もあるがゆえの資源の多さはもちろん、

印象に残ったのは、富士山トークの多様さでした(笑)

「うちの地域は裏山が富士山なんです」

「蒲原(かんばら)では富士山と桜えび天日干しの絶景がみられるんです」

「富士山が左右対称に美しく見えるのは伊豆です」などなど出てくる出てくる。

 

静岡市に希少な「あさはた(麻機)レンコン」があること、

牧之原市には昔、「お茶摘み民宿」というお茶摘み体験ができる民宿があったこと、

JA大井川は、小学6年生にお茶の入れ方教室を行い、卒業記念に急須とお茶をプレゼント。

祖父母に美味しいお茶を入れてあげる孫が増えたというエピソードなどなど

魅力あふれる情報をたくさん教えていただきました。

 

地域の宝を再発見し、伝える力を磨くお手伝い。

もっと役に立てるように私も精進いたします。

貴重な機会をありがとうございました。全国行脚の日々は続きます。。。