「豆類時報」での冠連載「『野菜ジャーナリスト』篠原久仁子が行く!にっぽん豆紀行」4回目、
旅の最終章は、満を持して香川県へ。
(連載①長野県・諏訪地方 連載②埼玉県 連載③青森県・南部地方 )
というのも、そもそも香川県のソラマメ文化について書いた記事を
「『ソラマメ県』で教わったソラマメ保存の知恵&旨すぎる『粉ふきインゲン豆』の作り方」、
編集者さんが面白がってくださったことが連載のきっかけだったのです。
ということで、香川県のソラマメ文化をさらに深堀りしてきました。
ソラマメ生産者のお母さんからは
香川県民でも今や知らない人の方が多くなりつつある、「かわら」(焙烙)焙煎のしょうゆ豆づくり、
お母さんならではの勘所を教えていただきました。
お土産として販売されているものと家庭の味は全くの別物でした。
なかなか真似できることではありませんが、秘伝のレシピ掲載しています。
お母さんの家族内では「しょうゆ豆」より人気だという「粉ふき空豆」の味わいも忘れられません。
「ソラマメ」と「空豆」が明確に使い分けられていたのも興味深かったです。
販売されている「しょうゆ豆」の原料となるソラマメは、
ほぼ中国からの輸入に頼っているという事実も、この取材を通して知った事実でした。
そんな中、香川県産のソラマメを復活させようという動きも取材。
香川のソラマメを巡るキーパーソンも熱かったぁ。
下記URLから全文お読みいただけます。
http://www.mame.or.jp/library/pdf_z/088/MJ088-03-SR.pdf
最後に紙面ではお伝えできなかった動画を公開しちゃいましょう。
本文をお読みいただいた後に御覧いただくのがオススメです。
しょうゆ豆づくりの勘所、「ピーン、ピーン」の瞬間です。
今回も誌面の拝見でたくさんの方にご協力いただきました。
改めまして ありがとうございました。