2016年4月から定期的に取材をさせていただいている
東京都清瀬市のセルリー生産者・並木猛さんの「なみき農園」で打合せでした。
丸1年取材させていただいたところで、今年の4月に実現したのが「セルリー尽くしのディナー」。
並木さんのセルリー栽培は、
まるで定規で図ったような繊細で丁寧な仕事の連続だということを知っているだけに
栽培期間中のイベントは難しいと思っていたのですが、
沢山のリクエストに応え、農園見学イベントをしてくださることになったのです。
(公式にお知らせする前に既に満員となっています。申し訳ありません。)
雨の中でしたが、採れ始めのニンジン畑へお連れくださり、お土産にと収穫してくださいました。
抜いたそばから広がるアロマ!セルリー同様、並木さんのニンジンは、今年も薫りが華やかでした。
続いて、セルリーの育苗ハウスへ。
10月末は、9月に蒔いた約20000粒の種の中から選りすぐりの苗7000本を
全てトレイに移植し終わったばかりのタイミングでした。
もちろんひとつひとつ手作業。
並木さんはピンセットを使いながら、
まだか弱い、よちよち歩きのセルリーの赤ちゃんを丁寧に整えるといいます。
予備も入れると7000本以上!気の遠くなる作業です。。。
もう少し大きく育ったらお引越しするポット7000個も既に腐葉土が詰められ、スタンバイ済でした。
お母さまが、農作業の合間によく作られるというおやつ、醤油おやきも作ってくださいました。
ごちそうさまでした。
イベントでお邪魔するのは、約100日がかりで育てられた苗が独り立ち(定植)する直前。
今年も並木さんの子供たちの成長が楽しみです。