愛情一筋八百屋ベジオベジコ
観光地としても知られる下町・根津。
駅から歩いて5分ほどに位置するなんともアツイ看板を掲げた八百屋に伺いました。
先日、農業生産法人も立ち上げ、畑から食卓へ野菜を届ける様々な事業展開をしている
ベジオベジコ(宮崎県綾町)の路面店です。
創業者の出身地である宮崎を中心に、契約農家のオーガニック野菜果物がずらり!
みやざきブランドアンバサダーの私にはたまりません。
どれもスタッフが訪ね歩いて選んだそうで
言わば ベジオベジコがキュレーションした野菜のセレクトショップです。
オーガニック系のお店って、野菜がしょんぼりしていたり、
しずる感がなくて切なくなることがあるんですが、こちらの野菜たちは元気で嬉しくなります♪
冬は身体を温めるスムージー
もともとECサイトからサービスをスタートしたベジオベジコ。
美容に関心の人へ向けたスムージー用の野菜などを販売して人気を集めてきました。
その強みは、路面店でも健在で注文してからスムージーを作ってくださいます。
とはいえ、寒い季節に冷えそう、、、と思いますよね?そこはさすがの提案力。
人肌の温かさの白湯や生姜を使用することで身体の中から温める工夫がされていました。
谷根千散歩のついでにスムージーをテイクアウトする方が多いというのにも納得です。
野菜たちが主役のデザイン
野菜が活き活きしていてワクワクする、そこにはデザインの力もありました。
なんと店舗デザインをしたのは世界の片山正通さん!
NHK「トップランナー」という番組を担当していた時、
キャスティング&担当させていただいたご縁のある方でもあります。
内装の美しさよりも、野菜がいちばん輝いて見えて、目につくように。
そして昔ながらの八百屋さんのように前が開けていては入ってきやすい雰囲気を
大切にしたデザインなのだそう。
お客さんへ続く窓
「僕、この窓が大好きなんですよ。」と満面の笑みで話してくれたのは看板boy杉本くん。
店舗デザイン打合せの際、
「通りを歩いているお客さんが見えるようなカウンター式の店にしたい」と依頼したところ、
通りが見える窓が施されていたのだそう。
確かに通りからも彼と目が合います(笑)
彼の人柄と笑顔にノックアウトされ、気づけば1時間以上。
最近は、別の業務が忙しく、あまり店頭にいらっしゃらないそうで残念。。。。
というのも、実は8坪の小さな空間の向こうには様々な取り組みが広がっています。
その代表が、都内特定区域内なら最短注文から1時間で生鮮食品を届けてくれる
デリバリーサービス「VEGERY」。
代表の平林聡一朗さんが目指すのは「IT時代の三河屋」だそう。
これからが楽しみな八百屋さんです。