息子が幼稚園生になって初めての夏休みは、長めに信州帰省。
念願かなって家族で、体験型野菜のテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」に行ってきました。
しかも、この施設を6年がかりで構想し、実現した坂本秀樹さんにご案内いただくという
贅沢な時間を過ごしました。
富士見市は、創業55年を越えるカゴメの工場がある土地。
なんと紙パック入り野菜ジュース工場としては世界一の生産量を誇ります。
その工場の前に耕作放棄地があったことから、富士見市と協働して、
地域振興・農業振興、健康長寿などが実現できる場づくりをされたそう。
プレオープンで施設への最初の一歩は、協力くださった地域の方々に託したというお話には感動☆
結果、今や地域の方々は自らの地域遺産として周囲に伝えてくれる存在になっているといいます。
まずは「ベジチェック」!
約30秒、手のひらをセンサーにあてて、野菜摂取量(皮膚のカロテノイド量)を測定しました。
私はもちろん必要量クリア!
ビックリしたのは、野菜をほとんど食べてくれない息子が
目標量(350g)を大幅に超える野菜摂取レベル10(12がMAX)!
どうやら毎日愛飲しているパルシステムのにんじんくだものジュース「キャロッとさん」効果のよう。
しかも、製造はカゴメ富士見工場!青果を食べる楽しさを伝えている身としては複雑な心境ですが、
野菜ジュースに助けられているようです。
続いて、70分間のファクトリーツアーに参加。
パッドを使用してゲーム感覚で映像を見たり、バスに乗って移動したり、
工場レーンを見たり、最後にサプライズがあったり、3歳の息子も飽きずに満喫していました。
私は、初代ガイドを務めていらした坂本さんのツアーに参加したことがあったのですが、
変わらずガイドさんたちは、ディズニーランドのキャストばりのエンターテイナーでした。
ツアー後は施設内のレストラン「イル・ファッジョ」でランチ。
「季節野菜と自家製ベーコンのナポリタン」は、カゴメトマトケチャップと、
併設ファームで採れる複数のトマトで作ったトマトソースが味の決め手だそう。
濃厚でほどよい酸味もあったのに、息子がかつてないくらい爆食べで、またビックリ!
本当に美味しいものはちゃんと食べる息子のお墨付きです(笑)
息子が最も喜んだのは、ひまわり迷路。
背が低い品種を植えることで、子供でも安全に楽しめる空間になってしました。
「生物多様性クイズラリー」も、坂本さんがかみ砕いて解説くださり、聞き入る息子。
他に、季節の野菜収穫体験や、珍しいトマトを観察できる「トマトの樹」なども。
仕掛けがたくさんで、大満足のテーマパークでした。