野菜が主役とうたっているフレンチではありません。
ですが「野菜に優しいフレンチだなぁ」と心が満たされたのです。
誕生日にかこつけ、各分野の専門家と美味しい時間を共有するプロ・後藤社長に
ずっと行きたかった西麻布の一軒屋フレンチ「ル・ブルギニオン」に連れていってもらいました。
贅沢にシェフのおまかせフルコースを堪能。お品書きはこちら。
みな、ノックアウトされていたのが、毛ガニと茄子とアヴォカドのミルフィーユ仕立て。
毛ガニの旨みを受け止めたナスとアヴォカドのクリーミーさがたまらないー。
ナス紺がいいアクセントになってます。
「フォアグラのポワレ ヤングコーン モリーユ茸のソース」
フォアグラ、モリーユ茸というフレンチの鉄板組み合わせに、旬のソラマメとヤングコーンが供宴。
ヤングコーンは、もっと若くてフレッシュな「ベビーコーン」の方が私は好みだけれど。
「鮮魚のポワレ 仏産ホワイトアスパラガス添え ラヴィゴットソース」
春のフレンチには欠かせないホワイトアスパラガス。
私は国産以外を食べる方がレア(笑)
とりわけ感動したのが、同店のスペシャリテのひとつ「赤ピーマンのプリン」。
食べかけ失礼・・・
赤ピーマンの薫りと甘さを生かした、しっかりピーマンらしさがありながらも
「野菜スイーツ」の無理やり感が全くないんです。
野菜が主役のデザートのイメージ変わります、ピーマンのイメージ変わります。
ああー、これは何個でもいただきたくなる口福の極みでした。
後藤社長からはステキな花束までご用意いただき、一流の方の気遣いに感動!
これは学びとして、誰かに返していかねばなりません。
旬の野菜を大切に、個性を生かし方に愛が感じられて、
野菜な人としては心から嬉しいフレンチでした。