「最盛期を迎えた北海道美唄のアスパラ専業農家に密着!」シリーズ
アスパラガスの一番美味しい食べ方
日暮れが近づくと、風を通さない上着を一枚羽織っても肌寒いくらいひんやり。
お夕飯は、少しでも暖がとれるようにとお気づかいくださり、
選果場の中でバーベキューをしました。
目の前の畑で採ってきたばかりのアスパラガスを
炭火で焼いていただく!!!
これ以上の美味しい食べ方がありましょうか!
しかも育ての親・アスパラ専業農家ファミリーと一緒に!!!
なんだ自慢かー!全然、為にならない情報だー!
と苦情が聞こえてきそうですが、いやいや、大切なことなんです。
アスパラガスは、トウモロコシやエダマメと同じように鮮度が命の野菜。
だから美味しさを逃さずに食べる一番の方法は、
出来る限り、採れたてに近い状態をいただくことなんです。
つまりは畑の横で採れたてを食べるのが世界一美味しい食べ方なわけで、
近い状態を味わうなら、アスパラ農家さんから直送してもらい、
届いたらすぐ食べる。すぐ調理する。これに尽きます。
美唄のソウルフード「美唄とりめし」がスゴイっ!
アスパラガスのお供は、ジンギスカン、
美唄のソウルフード「美唄焼き鳥」、「美唄とりめし」でした。
美唄焼き鳥の特徴と言えば、塩モツ串。
廃鶏をすべて使い切ろうとモツも串に刺したのが始まりとされています。
今回初めていただいて感動したのが「美唄とりめし」!
私、もう普通の「とりめし」に戻れないかもしれません。

釜ごと届けてくれるというのがまたいい!
何が違うかって、「美唄とりめし」のメイン具材は焼き鳥同様、モツなんです!
家庭によって、お店によってレシピは違うそうですが、
佳奈さんイチオシ、農家のお母さんグループが作ってくださった
「美唄とりめし」は味の濃さも絶妙で、コクがあって本当にウマイ!!!

あつみちゃん、テツくんも大好きのよう♪
あー、書いていたらまた食べたくなってきました。
次は、これを作ってくれたお母さんたちに逢ってみたいなぁ。
「うちやま農園」に惹かれた理由
さて、主役のアスパラガスに戻ります。
茹でアスパラもたっぷり出してくださいました。

内山さんが一番好きな食べ方だそう
でも、油断していたら、あっという間にお皿が空っぽに・・・
そう、これが、内山さんのところに来たいと思った一番の理由なんです!
内山さんのステキな所は、アスパラガスを好きで好きで仕方ないのが
言葉や行動からあふれ出ているところ!!!
その溢れた想いに触れたことで北海道まで呼ばれたといっても過言ではありません。
生産しているのだから当たり前じゃない?と思うのかもしれまんせんが
あまりにも日々、接していると、「見ているだけでお腹いっぱいになって食べない」とか
「育ててはいるけれど、実はあまり好きじゃない」という方もけっこういらっしゃるんです。
でも内山さんは物心ついた時から、
茹でアスパラがいつもテーブルにある環境で育ち、40年近くたった今も変わらず食べ続けている。
「茹でておいたら、あるだけ食べちゃうもんね」と佳奈さん。
内山さんはニコニコしながら「だって美味しいもんねぇ」。
そんな夫婦の会話を聞いたら、
ますます「うちやま農園」のアスパラが好きになっちゃうじゃない。
【朝露をまとった奇跡のアスパラ幻想風景】編へつづく
【生産者さんデータ】
うちやま農園
内山裕史さん・佳奈さん夫妻
HP http://www.uchiyamanouen.com/
*HPからお取り寄せができますよ♪(4月~8月頃)