いやー、この方の取り組み、ネーミングセンスには毎度、脱帽なのです。
「キスよりあまい♡ほうれん草」来たる!
「ねぎびとカンパニー」率いる「初代葱師」寅ちゃんが3年かがりで土を育て
「やっと納得がいく味にできた」と満を持してリリースしたのが
「キスよりあまい♡ほうれん草」!
まず箱を開けてビックリ!これ、ネギ箱です。すごい存在感を放っています。
まずは生で、と言われていたので、そのまま食べてみました。
軸は100円玉大でしっかりしているし、
見た目にはワイルド感もあるのですが、味わいは、優しくて、
「えぐみ」という言葉はどの部位からも連想されません。
ホウレンソウ本来の魅力を伝えてくれるホウレンソウ
何より、素晴らしいと思ったのは、
寅ちゃんの取り組みは、ホウレンソウ本来の魅力を教えてくれていること。
●根っこ
ホウレンソウの中で最も甘みが強く、滋味深いのは、根っこなんですよね。
私はいつも、まず根を食べます。
●「淡い緑」
色については品種にもよるので一概には言えませんが、
寅ちゃんが作りたかったのは濃い緑ではなく、淡い緑の大きなホウレンソウ。
数値を出して分析した結果、行きついたのだそうです。
緑が濃いだけが美味しさの指標ではない、それも知っていただきたいですね。
また「愛たい野菜」
大切なことを、説教じみた感じではなく、ネーミングやパッケージ、
時にはポエムのようなアツイ言葉で親しみやすく伝えてしまうのが寅ちゃんのスゴイところ。
今回もやりとりしている中で、寅ちゃんらしいメッセージをいただいたので、
本人の許可を得て、シェアいたします。
愛がある野菜ってのはさ、また逢いたいなんだよね。
すごい人は世の中にいーーっぱいいる。 でも、また逢いたい。
それこそが本物だとおもう、
甘くても、うまくてもまた逢いたいと思う野菜こそ本物だと気付きました。
その野菜こそ愛があるよね。 また愛たいって。
ほんと、そう想います。
やっぱり「好きな人の育てた野菜 = 美味しい野菜」!!!
1人でも多くの方に、その幸せを体感いただけるきっかけを作るのが
私の役割なんだと改めて思いました。
まさにキスのような?!さわやかな甘さとフレッシュさが全面に出ているホウレンソウ。
(私は伝統野菜のような土の薫りがガッツリするホウレンソウが大好きですなんですが、)
大好きな人とのキスより甘いか、試してみてはいかがでしょうか?(笑)
一部、市場流通もしている他、ネットショップでも買うことができるそうですよ。
【生産者さんデータ】
ねぎびとカンパニー株式会社
代表取締役 清水寅
山形県天童市大字蔵増字宮田4389-1
HP http://negibito.com/works/hourenso/index.html
*HPからお取り寄せができますよ♪(旬のみ)