今や全国各地にある直売所は、その土地の食文化を体感するのに欠かせない場所。
2015年の今頃は、おそろしいスケジュールで(笑)、西日本の直売所取材をしていました。
JA全中HP内で、野菜果物図鑑「とれたて大百科」と共に担当している
「JAファーマーズマーケット お出かけガイド」の取材執筆のためです。
満場一致で最初に訪れたのが、福岡県糸島市の「伊都菜彩」。
レジ通過数日本一を誇る、日本最大級の直売所で、ずっと行きたかった場所でした。
テニスコート5面分にもおよぶ広大な売り場には、野菜果物から肉、鮮魚、お花までぎっしり。
食料品は、ここ一件でまかなえてしまうので、もはや「直売スーパーマーケット」でした。
しかも地場産率が97%という数字が、土地の豊かさを象徴しています。
とりわけ印象に残っているのは、開店時、店内に「ロッキーのテーマ」が流れる(笑)というお話。
私が取材に伺った日も、開店前から100人近い行列ができるほどで、
開店直後は、お客様も店員さんも、まさに本気の勝負。
その場に居合わせてみて納得なのでした。
でも、何でもそうですが、ただ規模が大きければいいというわけではありません。
ここまで人を惹きつけてやまないのは、
間違いなく「糸島」という土地がもつ魅力ゆえだと感じました。
「伊都菜彩」についての詳細は、「お出かけガイド」をご覧くださいね。
半日かけて「糸島の美味しい人めぐり」もさせていただいたので、
追ってお伝えできたらと思います。