講演で全国を回らせていただいた6月、
上半期最後の日は、18歳まで生まれ育った故郷・茨城県で講演させていただきました!
講演前にお弁当をいただいていたら、「参加される生産者さんからの差し入れです」、と
ピーマンのお漬物を添えてくださって感動(涙)
心にしみる美味しさで、エネルギーをいただきました。
講演後は、たくさん質問や感想、名刺交換に来てくださった方がたくさん。
微力ながらも、故郷の役に立てたのかも、と思うと本当に嬉しかったです。
日本一のピーマン産地うまれ「ピーキャン」って?!
茨城での講演実現を熱望くださったのは、
3月の「JA都道府県女性組織会長・事務局合同研修会」に参加くださっていた
日本一のピーマン産地・茨城県神栖市のピーマン生産者の原範子さん。
半世紀以上にわたりピーマンを栽培している農家3代目のご主人と、
日持ちのするピーマンを作ろうと栽培方法を模索している中で、苦味の少ない肉厚なピーマンの生産に成功。
ピーマン料理教室の開催、加工品づくりなど様々なアイデアで魅力を発信しているスーパーウーマンです。
*メディアにも多数登場されていてテレビ朝日「相葉マナブ」でもピーマン料理を相葉くんに伝授。
新作のひとつが、ピーマン+キャンディー=「ピーキャン」。
原材料は、ピーマンのパウダーと砂糖、水あめのみ。グリーンと完熟赤ピーマンの2色展開です。
グリーンの方は、ほんのり遠くにピーマンの薫りを感じるけれど、
青っぽさや苦みはないので、ふつうに美味しいキャンディーとしていただけます。
このために、「ピーキャン」キャラクターも作ったそうで、
子供たちにもピーマンに親しんでほしい、という原さんの強い想いが伝わってきました。
茨城ならではの郷土料理「つと豆腐」
もうひとつ、
茨城県の県北に位置する茨城町の郷土料理「つと豆腐」との出会いにも興奮!
茹でた豆腐を、わらづとでしっかりと包み、固くなったら
醤油ベースのあまじょっぱい煮汁で煮詰めて味をしみこませたもの。
販売時は、わらづとをとった状態でパッケージングされていました。
わらの後がしっかり残っていて、見た目は、
いぶりがっこか、カツオのなまり節か、といった雰囲気(笑)
いただいてみると豆腐の薫りが凝縮されていて、湯葉のような華やかさ!
食感はなんとも独特。
固めの油揚げのようでも、カマボコのようでもあるむっちり食感は唯一無二の存在です。
表面にしか味は入っていないので、ほんのり薄味。
そのままでもいいし、他の素材と合わせて楽しむのも良さそう。
カプレーゼにしたり様々なアレンジレシピや詳細が載っているパンフレットはこちら
そもそもは冠婚葬祭などのごちそうとして定番料理だったもの。
作り手が減る中、数年前に日持ちする真空パックでの商品化を行い、復活させたのだそう。
他県でも同じような食べ方をする地域があるようですが、
わらで包んでいる時は、わらつと納豆に似ていて、なんとも茨城らしいじゃないですか♪
実り多きに帰郷に感謝です。
ご担当の方々、聴いてくださった「農村女性組織リーダー」のみなさま本当にありがとうございました。