JA広島県女性組織協議会さまよりご依頼いただき、
広島市で3時間半の研修を担当いたしました。
奇しくも「広島原爆の日」翌朝からのスケジュールだったため
広島にとって 世界にとって大切な1日を広島で過ごすことができました。
72年
広島にまもなく着陸というときの機内アナウンスが忘れられません。
「72年前の朝も本日のように晴れた暑い日だったそうです」。
一気に、本当に特別な日に広島にいさせていただくんだと実感がわきました。
視察の前にまず、平和記念公園へ。
夜は、灯篭流しが行われ、とても幻想的な世界が広がっていました。
広島県JA女性組織リーダー研修会
翌朝、のろのろ台風が関西に停滞し、広島県内にも警報が出ていました。
開催すら危ぶまれるほどでしたが、船の欠航などで来られなかった地域の数十名を除いて、
みなさま予定通りおこしくださり、広い会場は150名を超える方々の熱気でいっぱいに!
1時間の講義のあと、メインはみなさまが中心のグループワークです。
全国有数の規模を誇る女性組織だけあって、発表する皆さんの表現力もすごかった!
「福山の軽井沢」「まるで昔話の世界です」
高齢者が多いことも「100歳長寿をねらっている人がたくさん」とおっしゃったり、
中にはバスガイド風にお話してくださる方も。
そして広島の農産物というと、生産量日本一!レモンのイメージが強いですが、
中国山地沿いの豪雪地帯から瀬戸内沿岸の温暖な島しょ部まで
様々な地形、気象条件のもとで実に多彩な農産物が作られている県
なのだと再認識しました。
熊野筆で有名な芸南地区は、赤土育ちのジャガイモの産地であり
名杜氏を多く輩出している土地でもあるのだそう。
世羅高原は、幸水をはじめとした梨の大産地で、
フルーツロードはこれからの季節、大賑わいになること。
初めて知ることも多く、こちらが楽しく学ばせていただきました。
ありがとうございました。