2月27日発売の「サンデー毎日」3.11特大号に掲載されている
「「プロが教える野菜との『うまい付き合い方』」
(奇しくも私の長寿連載「農家が教える『うまい品種』」と似たタイトルw)
という企画で取材を受けました。
野菜高騰の背景、野菜活用の小技などをお伝えしています。
本当にお伝えしたかったこと
野菜ネタを取り上げていただいたことに心から感謝する一方で、
最も伝えたかったことがことがカットされてしまったのが無念です。
私の力不足で生産者のみなさまには申し訳なく思います(涙)
以下、少々長くなりますが補足をぜひ読んでください!
私はこれまで
「野菜が高い」という、買う側からの一方的な視点のみの取材に対するコメントはお断りしてきました。
もっと困っているのは生産者だからです。
天候の影響などで大切に育ててきた農産物が収穫できないことは
精神的にも経済的にも大変なダメージになります。
そんなリスクとも向き合い、命を育む尊い仕事が農業です。
自分都合だけでなく、広い視点で背景に思いを馳せ、
むしろ買い支えるくらいの気概を持ってほしいものです。
相手の立場に立って物事を考えるという基本を再認識する機会かもしれません。
白菜の巻きのエピソードなど、生産サイドの話が少しでも伝わった点では
私が取材を受けた甲斐があったと信じています。
白菜の写真を提供くださいました「ながしま農園」さん、
様々な制約がある中で尽力くださった
ノンフィクションライターの近藤さん、ありがとうございました。