朝日新聞朝刊「be on Satuaday」(週末別冊)での連載「とれたて菜時記」。
(↑ クリックすると連載一覧ページに移動できます)
第3回で、ご紹介したのは、国産レモン日本一の産地・広島県のグリーンレモンです。
私が初めてメディアでグリーンレモンを紹介したのは、2011年。
高橋書店の大ベストセラーシリーズの一冊
「からだにおいしい野菜の便利帳 伝統野菜・全国名物マップ」を執筆した時のことでした。
それから、ずっと広島レモンに注目し続け、
中でも期間限定のグリーンの魅力を大々的に伝えたいと願い続けてきたのでした。
豪雨災害からの復興を後押しする広島カープ優勝!
取材に伺ったのは2018年9月27日。
午前中の取材に備え、前日入りをした、その日は奇しくも広島カープ優勝が決まった日!
歓喜に沸く広島の空気を感じながらの産地取材となりました。
でも、広島市内から産地である呉市豊町・大崎下島への道は平たんではありません。
というのも、西日本豪雨の被害が大きかった地域。
やっと幹線道路のひとつ広島呉道路が開通するタイミングで、まだまだ爪痕が目にも映る時期でした。
朝7時前に広島市内のホテルを出発。
目指す大崎下島は、通常なら、広島市内を出て1時間半程度ですが、
この日は広島市内を出てすぐ渋滞が始まり、3時間以上を要しました。
昔は、船しか交通手段がなかったそうですが現在は「安芸灘とびしま海道」が開通しているので、
飛び石のように点在する島は車で渡ることができます。
目的地の大崎下島へは、下蒲刈島、上蒲刈島、豊島を経由。こんな景色に癒されながら☆
途中、土砂崩れの後を何度も目にしましたが、案内してくださった広島果実連の河村所長曰く、
豪雨直後と比べると相当なスピードで山が再生しているのだそうです。
そして、いよいよ大崎下島に到着!
つづく