2026/ 3/12(木)

下仁田納豆が唯一無二な理由

昔ながらの伝統製法で納豆を作り続け、味で選ばれている下仁田納豆。

私も、百貨店で出会ったのをきっかけにファンになった1人です。

 

先日のスーパーマーケットトレードショーで偶然、再会できた堀田さんにおつなぎいただき、

南都社長にご挨拶できました。

お話をさせていただくと、私が群馬県の新島学園短期大学で講義をさせていただいた原点には、

南都社長がいらしたことがわかり、必然の出会いだったと感動!

やりとりをさせていただいていました。

 

それからほどなく急きょ、息子が行きたがっていた群馬県自然史博物館に行くことに。

そのことを、お伝えすると「車で15分くらいのところだから」とお声かけいただき、

下仁田町の本店&工場に伺いました。

下仁田納豆」が大切にしている3つ「炭火・経木・手造り」について、

改めて伺うと唯一無二である所以を実感しました。

 

〇手造り

主原料の大豆は北海道を中心とした国産のみ。

大豆を蒸し上げる工程以外は、すべて手仕事で成されていました。

納豆菌をふりかけた蒸大豆を経木で包む様子を拝見したのですが、それはそれは精緻な所作でした。

1人が三角の経木に蒸大豆を入れ、もう一人が角までいきわたるように調整。

流れるようなスピードながら1gの誤差も許さない職人技でした。

 

蒸したての大豆は、濃厚な甘さ、舌でつぶれるほどの滑らかさでうっとり。

工場でしか味わえない、まさに運べない味でした。

 

〇経木

木を紙のように薄くすいた経木(きょうぎ)で包んだ納豆をメインに生産しているのは、

今や下仁田納豆のみ。

群馬県の山は、多様な樹木を植林してきたため、

経木の材料となるアカマツが豊富で、シェア日本一の産地だそう。

経木には、納豆を美味しく保つメリットがたくさん(詳しくは下仁田納豆HPで)。

群馬ならではの最強コラボだったわけです。

 

〇炭火

そして、とんでもなく手間がかかる炭火発酵方式。

室と呼ばれる醗酵室に運び、七輪で備長炭を燃やし、上に置いたヤカンから出る蒸気で湿度を保ちます。

暖めている約20時間、1時間おきに火加減の調整をするために、

泊まり込みで管理しているというからビックリ!

遠赤外線効果、そして室を一酸化炭素が充満することで、

納豆菌の精査もできるのではという考えからだそうです。

 

下仁田納豆は、自らの存在を通して、経木や備長炭といった日本が誇る文化の価値まで伝えてくれました。

 

社長ご夫妻のお人柄とワンチーム感もすごかった!

通常なら30人以上の団体見学の際にしかやっていないというオリジナル歌と紙芝居を、

我が家だけのために、ご披露くださいました(涙)

 

幼稚園の先生でいらしたママなんちゃんは、「置かれた場所で咲きなさい」そのもののような方

ご自身のスキルを活かして、紙芝居などを次々考案し、

下仁田納豆ができるまでをわかりやすく伝えてくださいます。

 

社長も負けないくらいの子供目線でお話くださり、5歳の息子もあっという間に懐いていました。

下仁田納豆が唯一無二の存在として愛される価値は作り手のお二人にあると確信した時間でした。

貴重な時間をありがとうございました。

 

#下仁田納豆 #群馬 #伝統 #経木 #野菜ジャーナリスト