春の高知を巡る旅シリーズの続きです。
フルーツトマト大国「高知トマトサミット2016」で出逢った美しき家族の「牛の恵フルーツトマト」
素顔の「ファーム輝」にあった人気の秘密 前編 【高知の美味しい春旅③】
選果や箱詰めを行う作業場もご案内いただきました。
一番印象に残ったのは、スタッフの方々の、ひとつひとつの所作の丁寧さ。
当然、超繁忙期なので仕事量は多く、スピード感も求めらます。
でも、そんな中でも、たとえば
収穫カゴからトマトを移す時もできるだけ刺激を与えないように、そぉーっと。
箱を置く時もドスン!ではなく、衝撃が出来る限りないように優しく・・・
「時間はかかるけれど、それくらい大事にしてもらているの。」とまるちゃん。
父ちゃん、まるちゃんの想いがスタッフひとりひとりにまで浸透している様子に
「ファーム輝」人気に理由をまたひとつ見つけた気がしました。
キレイに梱包されたフルーツトマトちゃん。
トマトの周りに施された緑色の緩衝材にもストーリーがありました。
実はこれ、いの町や土佐市で古くから作られている「土佐和紙」。
藩政時代には、特別に保護された「御用紙漉」という職があり、(中略)
特産品として「土佐七色紙」と呼ばれる柿色・黄・紫・桃色・萌黄(薄緑)・
浅黄(薄青)・青の染め紙を幕府へ献上していたことは有名(土佐和紙のモリサHPより抜粋)
なのだそうです。
まるちゃんは言います。
「大切なトマトたちを大切な土佐和紙で守る。地域の宝を少しでも発信できたら。」と。
本当にすてきな仕事場でした。
3編にわたってお伝えしてきた「ファーム輝」の現場レポはこれにて完結。
お取り寄せして召し上がる皆さまの食卓のお供にしていただけたら幸いです☆
【生産者さんデータ】
ファーム輝(かがやき)
麻岡哲也さん・真理さん夫妻
高知県土佐市高岡町甲883-3
*HPからお取り寄せができますよ♪(旬のみ)