「『朝採りアスパラ&サマートリュフ』への道」シリーズ
5月19日、朝3時半起床。もう陽が昇ろうとしていました。
昨年は出遅れたので、今年は気合で、内山さんより早起き!(2時間仮眠できました)
早朝のアスパラ畑ならではの景色
今回、早起きした何よりのご褒美は この景色でした。
アスパラと朝焼けの空と月と。
感動にひたりながら 朝の美味しい水分補給。
絶景に身を置いて採れたてのアスパラガスをいただく、これ以上の贅沢はありません。
春アスパラ最盛期の「うちやま農園」再訪したワケ
そうそう、今回のミッション!それは、「朝採り日本最速篠原宅急便」!
昨年、松濤の大好きなイタリアン「オステリアアルコ」に内山さんをご案内した時のことでした。
奇しくも同い年だった岡田シェフと内山さんは意気投合。
内山さんのアスパラ尽くしのディナーイベント企画が持ち上がりました。

2016年12月 オステリアアルコにて(左から内山さん 岡田シェフ)
「そうだ、篠原さんが最盛期にまた家に来て、採れたてをかついで東京に運べば!?
そうすれば鮮度の良さを味わってもらえるよね」
「たしかに~!」(笑)
冗談めいた会話を実行するために再びやってきたわけです。
そう、私のミッションは、朝一で収穫したてのアスパラガスを東京に運び、
その日の夜にアスパラ尽くしのディナーイベントで幸せをおすそわけすること!
私が自ら収穫することも考えたのですが、大切なアスパラに傷をつけたりしてはいけないので、
内山さんにとっておきのもの選び抜いていただきました。
シェフたちが欲しがる3Lサイズの極太アスパラは実はとっても希少なもの。
本当に太いものは冬の間にエネルギーを蓄えたアスパラが芽吹いた最初にしか採れないんです。
市場などにいつもあるように感じるのは、様々な産地の最初がリレーしているから。
だから、私が伺った時も「3Lサイズがどれだけ出せるかわからない」と言われていたんです。
が、願いは届きました!!!
私の到着と共に一気に温かくなっアスパラが目覚め、3Lサイズ以外を探すのが難しいくらい!
いわば、「アスパラのファーストフラッシュ」がいただけるタイミングとなりました。
朝採れアスパラが奏でる音
気温が上がる前の早朝に収穫したアスパラは、天然の冷蔵庫で冷やされた状態なので、
そのまま予冷(温度を保って)運べば、鮮度を維持しやすくなります。
だから、とっておき中のとっておきを届けたくて、早起きしたわけです。
そして、今回は、早朝の採れたてアスパラが奏でる音を知り、感動。
動画でご覧ください。
本当に「キュッキュッ」と鳴いているようですよね~♡(映像を縦にする方法がわかりません。。。)
収穫しながら、ディナーイベントでの食べ比べプランもマニアックバージョンに変更♪
これは現場に来なかったら思いつかなかった発想です。
みなさん喜んでくださるかな~と心躍らせながらアスパラかついで東京に戻りまーす!